【賃貸リノベーション】アクセントクロスがダサいと言われるワケ

近年の賃貸市場は全国的に空室率率が悪化しているため、特に競争力が低下している築年数が古い物件は客付けに苦戦する可能性が高くなります。

早期客付けを目指すには内見時の物件印象を高めることが重要で、部屋の一面にアクセントクロスを施工すると室内の雰囲気が一気に変わるため訴求効果が期待できます。

ただアクセントクロス施工を間違ってしまうと逆効果となり成約率にも影響が出てしまいます。

本投稿はアクセントクロスがダサいと言われるワケ、対処方法をお伝えいたします。

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▼目　次

１．アクセントクロスとは？

２．賃貸リノベーションでアクセントクロスがダサいと言われるワケ

３．アクセントクロスより効果が期待できる壁紙とは？

４．まとめ

【本記事でお伝えする結論】

アクセントクロスとは部屋の壁の一部に違う色や柄のクロスのことで、施工すると部屋全体の印象を大きく変える効果が期待できます。

賃貸物件は万人受けする部屋作りをしているため、内装は白一辺倒となっているケースが多く、内装が白だと訴求効果は期待できません。

アクセントクロスを施工することで単調だった空間がおしゃれな雰囲気を出すことができるため入居促進効果を高めることができます。

クロスには量産品／1000番の2つあり、アクセントクロスは量産品にプラス数百円追加するだけ施工できるため気軽に張替えができる点も魅力と言えます。

アクセントクロスは空室対策上有効的ですが一方で「アクセントクロスはダサい」と言われることがあります。内見者／借主がアクセントクロスがダサいと思われてしまうと、入居促進／長期入居に影響が出てしまいます。

アクセントクロスがダサいと言われる理由は以下3つを挙げることができます。

それではそれぞれの問題点を見ていきましょう。

内見時／入居時はおしゃれに見えていても、時間が経過すると部屋に慣れてくるため、アクセントクロスを施工しても飽きられてしまいます。アクセントクロスに飽きられないようにするには、一面のみ施工／明度や彩度が低い色を選ぶことがポイントです。

「明るめのアクセントクロス」を貼れば効果が期待できると思われがちですが、これは逆効果です。

明度や彩度が高いアクセントクロスを施工すると光の反射により「室内が明るすぎる」「目が疲れる」などのデメリットが出てしまうため、長期入居に繋げにくくなってしまいます。

アクセントクロスの個性が強くなるとインテリアとの調和が難しくなるため、明るめのアクセントクロスは採用しないようにしましょう。

内見者は入居後の生活イメージを連想させています。そのためアクセントクロスの影響でインテリアバランスが悪くなるとあやふやな部屋になるため成約率が悪くなります。

アクセントクロスは「アクセントをつける」目的で施工しないと失敗してしまいます。施工する際は室内に用いる色を3色以下に抑えることが重要です。

弊社物件は築年数が経過しているため2018年からリノベーションを行っていますが、2020年以降物件稼働率95％以上を常にキープすることに成功しています。

弊社リノベーションの最大の特徴はアクセントクロスに依存せず、白を基調とした室内インテリアを重視している点です。

「壁紙が白だとインテリアが微妙」悩む方は多いと思いますが、実は室内配色を3色以下に抑えることで逆に室内インテリアとの相性が格段に良くなるため訴求効果を高めるメリットがあります。

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床／壁など面積が大きい部分＝ベースカラーを同色にすることで、清潔感＋開放感が期待できます。また弊社オリジナルカフェスタイルキッチンを導入することで、部屋のアクセント＋キッチンの魅力を最大化させることができるため、内見時の訴求効果を高めることができます。

こちらの部屋は自然素材の漆喰を施工していますが、石目調の量産クロスでも同様の明るさを出すことができます。

室内配色を3色以下に抑えた方が、アクセントクロス施工より効果を実感することができます。

今回はアクセントクロスがダサいと言われるワケ、対処方法をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。

リノベーションの際白を基調としたインテリアにすると、訴求効果が高められないと悩む貸主は多いですが、同じ白でも「明度や彩度が高い石目調の壁紙」を選び室内配色を意識することで、逆にインテリアとの調和がしやすくなるため、アクセントクロスを選ばなくても早期客付けは十分期待できます。

今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない！」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。

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有限会社 山長 

取締役　長田 穣(オサダミノル)

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