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2LDK賃貸リノベーションの隠された魅力とは?


築年数が経過すると部屋の間取りが現在のライフスタイルとは合わなくなり、物件の訴求力が低下してきます。しかしリノベーションによってこの問題は解決します。



弊社物件は1993年築で、間取りは3DK/2LDK/3LDKと様々です。その中で3DK及び3LDKの部屋は退去後に2LDKに間取り変更を含むリノベーションを行っていますが、リノベーションによって賃貸需要が増え早期客付けが実現しやすくなりました。



本投稿は3DK/3LDK物件を所有している貸主向けに、2LDK賃貸リノベーションの隠された魅力についてお伝えいたします。



 

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【本記事でお伝えする結論】




1.2LDKの間取りとは?


2LDKの間取りとは?

本題に入る前に2LDKの間取りについて解説します。



2LDKとはキッチン、ダイニング、キッチンがひとつの居室にあり、それ以外に居室が2つある間取りのことを指します。LDKの広さは不動産公正取引協議会連合会で定められおり、2LDKの場合LDKは最低10帖以上と定められています。



2.2LDK賃貸リノベーションの隠された魅力とは?


昔は賃貸物件の部屋数が多い方が人気でしたが、ライフスタイルの変化により現在ファミリー物件で人気が高い間取りは断然2LDKです。



3DK/3LDKから2LDKにリノベーションすると以下のメリットが期待できます。



  • リビング空間が快適になる

  • 間取り変更することで需要UP

  • 住み替えリスクが減る



それではそれぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。



リビング空間が快適になる


リビング空間が快適になる


2LDK賃貸物件に入居される方はこれから二人暮らしされる方、お子さんがいるご夫婦が圧倒的に多いです。LDKの魅力はダイニングテーブル/ソファーを置いてもゆとりがある暮らしができ、さらにリビング空間があることで家族が集まってのんびりくつろげることができるため、充実した生活を送ることができます。



一方間取りがDKでは理論上ソファーを置くことができず、くつろげる空間を作ることができません。またファミリー物件を求めている方の多くはリビングがある部屋を希望されているため、間取りがDKでは反響数を高めることが難しくなってしまいます。



間取り変更することで需要UP


間取り変更することで需要UP

先程DKからLDKに間取り変更したほうが良い理由をお伝えしましたが、実は3LDKも2LDKにダウングレードすることで反響数を高めることが期待できます。



3LDKは2LDKと比べ家賃が高く、また昨今は少子化の影響で需要は低下しています。LIFULL HOMES見える賃貸経営(山梨県甲府市の場合)によると、賃貸物件を探している方の中で3LDK/4K/4DKを探している方は全体の12%で、1LDKor2LDKの需要と比べると2倍近い差があります。



このため設備の減価償却が終了する築20年を超えたタイミングで3LDKから2LDKにリノベーションすることで、需要の掘り起こしが期待でき客付けで有利になります。


住み替えリスクが減る


住み替えリスクが減る

二人暮らしされる方は1LDKもしくは2LDKのどちらか選ぶことが多いですが、1LDKの場合お子さんが生まれると部屋が手狭となり、将来的に広めの部屋への住替えが必要になる可能性が高くなります。



一方2LDK賃貸では柔軟な使い方が可能です。二人暮らしの時は1部屋を趣味の部屋として使い、お子さんが生まれた時はその部屋をお子さん専用にできるため、住み替えリスクが少なくなり長期入居に繋げやすくなります。



3.2LDK賃貸リノベーション事例

3DK→2LDKリノベーション前に入居決定


3DK→2LDKリノベーション前に入居決定

2023年5月唯一残っていた3DK部屋が退去となったため、2LDKに間取り変更を含むリノベーションを行う予定でしたが、退去後すぐに内見予約が入りました。



リノベーション前だったため、過去に行った他室リノベーション写真を見せながら室内説明を行ったところ、内見当日に入居申込が入りました。


リノベーション前のDK
リノベーション前のDK

リノベーション前はダイニングとキッチンの境に壁があり、角部屋にも関わらず日中でも採光が入りにくい状態でした。



しかしリノベーションを機に壁を撤去し12帖LDKが生まれ、カフェスタイルキッチン、漆喰施工、床材のリニューアルにより、従前と比べ室内全体が明るく、開放感が感じられるようになりました。


 

▶こちらの部屋の詳細は、過去記事をご覧下さい。


 

3LDK→2LDKリノベーションに変更したことで18帖LDKが誕生!


3LDK当日は和室でした


こちらはもともと3LDKの部屋で12帖LDKと和室がありましたが、8年前に客付け強化のため和室を潰しリビングを拡張したことで18帖LDK空間が生まれました。



和室を潰してリビングを拡張

山梨県の賃貸業界で18帖LDKがある物件は殆どないため、これで客付けがうまくいくのではと思っていましたが、当時はリノベーションを行っていなかったため、空室が長期化していました。



リノベーション後18帖LDK

こちらの部屋は2025年1月末に退去となり、これを機に室内をフルリノベーションし家賃値上げして募集しました。その結果、退去3日後に内見予約が入り、過去に行った同タイプのリノベーション部屋のシャンを見せながら室内説明を行ったところ、内見当日に申込が入りました。



4.2LDK賃貸リノベーションを成功させるコツ


2LDK賃貸リノベーションを成功させるコツ


築年数が経過した3DK/3LDKを2LDKにリノベーションすると入居促進/収益アップが期待できますが、リノベーション効果を高めるには以下の点を意識することが重要です。


デザイン性を高める


リノベーション物件は女性が興味を示すことが多く、女性は自分が好きなインテリアテイストで暮らしたいと考えてます。



そのためリノベーションを行う際、女性からの支持が高く訴求効果のあるインテリアテイストを意識しなければ客付けで苦戦する可能性があります。


 

▶室内インテリアテイストの重要性は過去記事をご覧下さい。


 

機能性を高める


少し古いデーターですが、リクシル住宅研究所が2015年に発表したリリースによると…



  • 賃貸物件に入居されている方の約8割は室内機能性(断熱、湿気、防音)に不満を持っている

  • 築年数の経過と共に室内機能性に不満を持つ割合は増加する

  • 室内機能性に不満を感じる方の約3割は住替えを検討している



とのことです。リノベーションを行う物件は築20年を超えているため、室内機能性を高める対策を行わないと、長期入居に繋げにくくなる可能性があります。



5.まとめ


今回は3DK/3LDK物件を所有している貸主向けに、2LDK賃貸リノベーションの隠された魅力についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





2LDK賃貸物件はこれから二人暮らしされる方はもちろん、単身で広めの部屋を希望する方にも人気があるため、利便性が高い間取りと言えます。



そのため現在3DK/3LDK物件を所有しているの貸主で客付けで苦戦されている場合、本投稿を機会に2LDKに間取り変更を含むリノベーションされてみてはいかがですか?



弊社物件は3DK/3LDKから2LDKにリノベーションした実績がありますので、ご相談などがありましたらお気軽に下記よりお問合せ下さい。





 
空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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