【築30年アパート】リノベーションでここまで変わるビフォーアフター3選
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月6日
- 読了時間: 6分
近年の賃貸市場は部屋探しの多様化が進み築年数が古くてもリノベーションが施されていれば、築年数だけで物件判断される方はあまりいません。しかし一部の貸主は…
リノベーションして本当に部屋が生まれ変わるのか?
家賃値上げ/早期客付けはできるのか?
費用が高額になるが費用対効果は期待できるのか?
など費用対効果に対し懐疑的な見方を持つ方もいます。
結論から言いますとコンセプトが明確になってるリノベーションを行えば従前と比べ、早期客付け+収益アップは十分期待できるのです。
弊社物件は築年数が経過しているため2018年からリノベーションを行っていますが、2年後から早期客付けさせることに成功し直近3年間は増収増益を達成しています。
本投稿は築30年目を迎えた弊社リノベーション物件3部屋のビフォーアフターをお伝えいたします。
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1.【築30年アパート】リノベーションでここまで変わるビフォーアフター3選
冒頭でもお伝えした通り弊社物件は築年数が経過しているため、2018年からリノベーションを行っています。
弊社物件は2LDK~3LDKのファミリー物件。20~30代のカップル/新婚さんの入居が多く、女性が部屋探しの主導権を握っています。そこで弊社ではリノベーションコンセプトを「賃貸でもおうちカフェが楽しめる」とし、カフェスタイルに特化したリノベーションを展開しています。
自然素材の材料を使用することで、従来のリノベーション物件にはない「温かみや温もり」が全面的に感じられる居心地がいい空間に生まれ変わりました。
それでは弊社リノベーションビフォーアフター3選をご紹介します。
1)3DK→2LDKリノベーション前に入居申込が入る

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弊社は3棟物件を所有していますが、そのうち1棟8戸の間取りは3DKでした。現在ではリビングで寛ぎたい方が多いため退去の度にDKからLDKに間取り変更を進めてきましたが、こちらの部屋は唯一残っていた3DKの部屋で2023年5月末に退去となりました。
退去から数日後に内見予約が入り、内見時には他室リノベーション写真を見せながら説明を行いましたが、何と内見当日に入居申込が入りました。
室内は白を基調としたシンプルナチュラル空間にに仕上げ、ベースカラーを白にすることでインテリアとの調和とバランスが良くなり、内見時の訴求効果が高まります。
また室内に使用する色を2~3色にまとめることで、すっきりとした印象を与え物件の魅力をさらに引きたてることができ、入居促進効果が期待できます。
▶こちらの部屋のリノベーション詳細は、過去記事をご覧下さい。
2)コストパフォーマンが魅力的なリノベーション

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弊社リノベーションは収益改善を目的としているため、原則従前より家賃値上げを行っています。しかし内見者の中には家賃帯を気にされる方がいるため、一部の部屋のみリノベーション個所を限定し家賃据置としたリノベーション部屋(セカンドライン)を提供しています。
こちらの部屋は壁紙の劣化が殆どなかったため、壁紙交換は行わずキッチン設備と床材交換のみ行いました。
家賃値上げを目的とした場合、リノベーションクオリティーを高めないと「家賃が高い」イメージが先行し早期客付けは難しくなります。
後述するフルリノベーション部屋と比べるとクオリティーは低くなってしまいますが、競合物件と比較するとクオリティーは高いため反響率向上は十分期待でき早期客付けも十分見込めます。
3)気分はおしゃれなカフェの店内

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こちらは家賃値上げを目的としたフルリノベーション部屋です。先程のセカンドラインとの違いは…
室内に自然素材の漆喰を施工
LDKにダウンライト&ペンダントライトを設置
アンティークなドアノブに変更
している点です。一般的なリノベーション物件では居住空間に照明器具は設置されていないため、明るさを求めてシーリングライトを設置しがちですが、シーリングライトは生活感が強く出てしまいリノベーションの魅力損なうことになります。
そこでフルリノベーション部屋ではLDKにペンダントライト&ダウンライトを新設し標準対応することで、室内空間をスッキリさせ、カフェスタイルキッチンの魅力を高めることが期待できます。これにより内見時の訴求効果も向上します。
2.弊社リノベーション効果
費用が高額になるリノベーションは、費用対効果が期待できなければ投資が無駄となってしまいます。
弊社リノベーションの場合、開始当初は集客に苦戦し、結果を出すことができませんでした。しかし2年後から集客強化したことで早期客付けさせることに成功しています。これによりリノベーションこうっかを実感できるようになりました。

成約期間を大幅に短縮できたことで、入居率/稼働率も改善され、その結果年間家賃収入は年々上昇傾向となっています。

リノベーション事業を始める前と昨年(2024年度)1年間の家賃収入を比較すると、約430万円収入UPを達成しています。
つまり冒頭でお伝えしたリノベーションの懸念…
リノベーションして本当に部屋が生まれ変わるのか?
家賃値上げ/早期客付けはできるのか?
費用が高額になるが費用対効果は期待できるのか?
はリノベーションによって十分に払拭できることを示しています。この成果はリノベーション効果を証明するものです。
3.まとめ
今回は築30年目を迎えた弊社リノベーション物件3部屋のビフォーアフターをお伝えしました。
リノベーションは費用が掛かるものの築年数の古さを解消させ、ライフスタイルに合った居住空間に生まれ変わることができます。これにより早期客付けや収益アップが期待できるため、長期的な視点で見れば十分な投資価値があります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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