【2025年】効果的な賃貸内装リフォームとは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月16日
- 読了時間: 6分
賃貸集客で成果を上げている物件は、室内内装に非常に力を入れています。壁や床は専有面積が大きいため、内装次第で部屋の印象は180度変わることがあります。
また客付けに成功している賃貸物件は、内装の選び方を研究し、他の物件と比べコストカットを図ることができています。
弊社物件でも退去後のリノベーションで内装に力を入れたことで、内見時の第一印象を高くすることに成功し、約8割の確率で内見当日に入居申込を頂いております。
本投稿は効果的な内装リフォームについてお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.内装について

本題に入る前に賃貸リフォームで選ばれる内装について、簡単に説明いたします。
壁 紙
賃貸リフォームでよく使用されている壁材は壁紙で、「量産品」と「1000番クロス」の2種類あります。
量産品とは大量生産された壁紙のことで、メリットは1000番クロスと比べ単価が安いためリフォーム費用を抑えたい貸主には最適の壁紙と言えます。ただしバリエーションや機能性は期待できないのが唯一のデメリットです。
一方1000番クロスとは、量産品と比べバリエーションが多く機能性が優れているため、量産品より単価は高くなります。(標準価格が1,000円/㎡程度となっているためこのように呼ばれています)
床 材
賃貸リフォームでよく使われている床材は「フロアタイル」「クッションフロア」です。
フロアタイルとは塩化ビニール素材で作られた「タイル状」の床材で最大の特徴はデザイン性が優れ、見た目的には本物と見違えるぐらいクオリティーが高い点です。
耐久性に優れているので、家具跡が残りにくいというメリットがあります。ただしフロアタイルは一枚ずつ施工するため、クッションフロアと比べると施工費用が高くなり、防音性は期待できなのがデメリットです。
クッションフロアとは、塩化ビニール素材で作られた「シート状」の床材です。シート状であるため、フロアタイルより単価が安く、クッション性があるので吸音効果が期待できる点は最大のメリットと言えます。
デメリットは、素材が柔らかいため家具跡が残りやすい点とフロアタイルと比べると床材のクオリティーが劣ってしまう点です。
2.内装にこだわる理由とは?

賃貸物件を探されている方は、自分達が所有している家具や雑貨が部屋とマッチするか想像しながら内見を行います。
内見者が希望する部屋であれば成約率は高くなりますが、実際に成約率が高い物件は賃貸リフォーム/リノベーションで内装色にこだわっているケースが多いです。
統一感が感じられるおしゃれな部屋を作るにはカラーコーディネートが重要です。その黄金比は「ベースカラー70%:アソートカラー25%:アクセントカラー5%」です。
ベースカラー:床、壁、天井
アクセントカラー:家具やカーテン
アクセントカラー:クッションなどの小物
賃貸リフォームやリノベーションでしっかりしたベースカラーを作れば、どのような顧客が内見しても物件印象が高くなるため入居促進効果が期待できます。
3.効果的な賃貸内装リフォームとは?

弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションを行っています。弊社リノベーションは白を基調とし、床材は生活音対策を重視してクッションフロアを採用しています。
内装デザイン/生活音対策を強化したリノベーションを行ったことで、従前と比べると早期客付けがで可能になりました。その理由について解説いたします。
白を基調とすることで第一印象が格段に良くなる

リノベーションでベースカラーを白に統一すると、ダイニングテーブルやソファーなどの家具との相性が良くなり、誰でも統一感があるおしゃれな部屋を作ることができます。
その結果従前と比べ内見時の第一印象は良くなり、約8割の確率で内見当日に入居申込を頂いています。
弊社物件ではリノベーション完成後、ステージングを行いSNSなどで情報発信していますが、統一感がある部屋はSNS上での反響が高く問合せが入りやすくなるというメリットも生まれます。
床 材
賃貸管理会社に寄せられるクレームの中で、上階からの(足音)生活音はよく寄せられます。構造上上階からの生活音はどうしても階下に響いてしまいますが、床材を見直すことで音を緩和させることができます。
弊社リノベーション部屋では、吸音効果が期待できるクッションフロアを採用してます。クオリティーはフロアタイルより劣りますが、クッションフロアを選択した結果、従前と比べるとクレーム件数は、ほぼ皆無となりました。
クレームが少なくなれば長期入居に繋げられるため、費用対効果は十分期待できると言えるでしょう。
4.まとめ
今回は効果的な内装リフォームについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
近年の賃貸リフォーム/リノベーションではアクセントクロスを使用する物件が増えています。アクセントクロスを採用することで、「部屋の雰囲気を変え、メリハリをつける」ことが可能です。
しかし色の好みは十人十色であるため、貸主が選んだアクセントクロスがNGとなることがあります。そのため室内内装は原則白で統一する方が、結果的には正解と言えるでしょう。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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