1LDK以上の賃貸物件の客付けを成功させたいなら、充実したリビング空間を提供することがカギとなります。
「おシャレで開放感」があるリビングになれば、家族とのコミュニケーション促進/ゲストを呼びやすくなるため入居促進が期待できますが、一方客付けに苦戦しているファミリー物件はリビング空間が画一的となっています。
ファミリー物件はこれから二人暮らしされる20~30代のカップル/新婚さんが多く入居され、女性(奥様)が成約のカギを握ってます。入居後のイメージが想像できない画一的なリビングがある物件はまず成約してもらえません。
弊社物件は築年数が経過しているため、2018年に空き部屋を随時リノベーションしています。カフェスタイルに特化した部屋となっているため、生活感が一切感じれず女性の入居者様から絶大な評価を頂いております。
本投稿は弊社物件で行っているリビングリノベーションの実例を紹介致します。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
"賃貸リノベーションでリビングを重視するポイント”
1.リビング空間をおしゃれにする理由とは?
部屋探しされている方は、基本的に現在使用している家具や雑貨をそのまま新居でも活用されます。
そのため家具や雑貨が内見した部屋とマッチできるかで、入居の可否をが決まってしまうと言っても過言ではありません。
こちらは以前弊社リノベーション物件に入居された方のリビングです。入居後しばらくして取材をさせてもらい入居の決め手について質問しました。
当時の借主は「自分達が持っている家具がリノベーション部屋とマッチしていた」から入居を決めたとのことでした。
つまりリノベーションを行う際、デザイン性を高めるのは当然ですがそれ以上に「入居後のイメージを連想しやすい」部屋作りを行えば早期客付けに繋げられることを取材を通じて再発見させてもらいました。
2.弊社物件リビングリノベ実例紹介
弊社リノベーション物件は部屋によって仕様が2つに分かれています。
家賃値上げを行うリノベーション部屋は、リノベーションを機に自然素材の漆喰を施工し、また照明器具もLEDダウンライト&ペンダントライトを標準としています。
一方家賃据置タイプの部屋は、基本的に既存のものを使用しつつも、白を基調とした部屋作りをしているため、開放感があるリビング空間となっています。
それでは弊社リノベーションリビングの実例を紹介したいと思います。
1)自然素材に囲まれたおしゃれなリビング
生活感が感じられないおしゃれなカフェ暮らしをしたい方はとても多いですが、賃貸リノベーションでここまで完成された部屋は、恐らく弊社物件以外ないと思います。
リノベーションを機に既存キッチンを有効活用した「オリジナルのカフェスタイルキッチン」を開発。
無垢材扉を採用しているため、時間と共に味わいが増し魅力的なキッチンになり、さらに自然素材の持つ温かみや温もりが感じられるため、入居されている方からも高い評価を頂いております。
また家賃値上げ目的のリノベーション部屋のみ、ペンダントライトとダウンライトを標準としているため室内がすっきりと見え、更にライティングレールに専用フックを取付けることで、お好きな観葉植物や雑貨を吊るすことができ、ここが賃貸であることを忘れさせてくれます。
リノベーションを機に内装面も大幅に変更。白系のクッションフロアを全室貼り、さらに自然素材の漆喰を施工することで清潔感/開放感があるリビング空間が誕生しました。
間取り | 2LDK(58,86㎡) |
家賃(従前→従後) | 6,0万円→6,6万円 |
リノベーション費用 | 約220万円 |
成約期間 | 18日 |
2)コストカットしつつも安さを感じられないリビング
2018年から所有物件を随時リノベーションを行っていますが、内見された方から「リノベーション部屋自体は良いが家賃予算が合わない」意見を多数頂戴しました。
そこでリノベーションを限定的にすることで、リーズナブル(家賃据置)な部屋を用意することを決意。
人気が高いカフェスタイルキッチン/和室の琉球畳は標準対応にしているものの、それ以外のものについては可能な限り既存のものを使う/コストが安いものを代用しています。
例えばこちらの部屋の場合、壁紙自体はまだまだ使えると判断したため張替えは一切行っていません。またキッチンカウンターはコストを抑えるため、IKEA製のものを代用しています。
ただ賃貸リノベーションでIKEA製のものを導入しているケースはほとんどないことから、内見時の評価はとても高く今までと比べ早期成約に繋げることができていることから、今後他の部屋でリノベーションする際にはIKEA製を積極的に導入する予定です。
間取り | 2LDK(58,86㎡) |
家賃(従前→従後) | 6,0万円→6,0万円 |
リノベーション費用 | 約120万円 |
成約期間 | 65日 |
3)借主の声
デザイン性や機能性を充実させたリノベーションを随時展開していますが、実際に入居している借主はどのように感じているのか?
2019年に入居され現在も入居されている借主に以前お話を伺ってきましたので一部を紹介したいと思います。
築年数が経過している物件というだけで、入居することに抵抗を感じているのは本当にもったいないです。グレイスロイヤルは、築年数は経過していますが、室内外しっかりと管理されていて、リノベーション部屋も、よく見かけるようなリノベーション部屋とは全く別次元のもの。 女性が喜ぶような設備を導入しているので、友達を部屋に呼んだ時必ずと言っていいほどおしゃれな部屋と言ってくれるので、正直とてもうれしくなります。
これだけしっかりとリノベーションを施しているので、家賃が高いといった印象は今でも思いませんし、また初期費用が前の物件と比べると10万円ぐらい安い点も魅力的。初期費用が安ければその分室内におしゃれな雑貨や家具などを置きたいと思いますので、初期費用の安さの点においても、グレイスロイヤルは友達にもおすすめしたい物件。
そして、何よりオーナーさんの長田さんが、親身に対応してくれる点も忘れてはいけない所ですね(笑)
3.まとめ
今回は弊社物件リビングリノベーションについてお伝えいたしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
近年の賃貸市場は物件供給数が飽和状態のため、借り手側が圧倒的に優位です。そのため早期客付けを目指すのであれば、ただ単にリフォーム/リノベーションするのではなく、顧客目線に立った部屋作りが重要となります。
上記を意識せずに空室対策をしてしまうと、残念ながら空室期間は長期化になってしまう可能性が高くなります。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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