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【賃貸床リフォーム】クッションフロア施工メリット


築年数が経過した物件ではリフォームする際、床材も張り替えるケースが多いと思いますが、実は床材の選択次第で部屋全体の雰囲気が決まってしまうため、採用する際はデザイン性/機能性を重視したもの選ばなくてはなりません。



床材は様々な種類がありますが、今回はクッションフロアを取り上げ、特徴や種類、メリット/デメリットをお伝えいたします。


 

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▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】




1.クッションフロアとは?


クッションフロアとは?
クッションフロア施工の様子

クッションフロアとは塩化ビニール製の素材でつくられたロール状の床材のことです。クッションフロアとよく比較される床材としてフロアタイルが挙げられますが、こちらも塩化ビニール素材で作られていますが「タイル状」となっています。



クッションフロアは住宅用/店舗用の2種類あります。それぞれの特徴をまとめると以下のとおりです。

【住宅用】


  • 厚みは1.8mmが一般的。

  • デザイン性/機能性(抗菌、防カビ)が豊富なため、イメージに合った床材が選べる。

  • 賃貸リフォーム時よく利用されている。


【店舗用】


  • 厚みは2.3~2.5mmで住宅用と比べ厚みがあるのが特徴。

  • 耐久性に優れているため、住宅用と比べキズや摩擦に強い。

  • 住宅用と比べ価格は高いため、賃貸リフォームではあまり採用されない。



2.【賃貸床リフォーム】クッションフロアがおススメの理由


近年の賃貸業界では床リフォームを行う際、クッションフロアではなくフロアタイルを選択するケースが多くなっていますが、弊社代表はフロアタイルよりクッションフロアを選択した方が費用対効果が期待できると考えています。



その理由は以下3点を挙げることができるからです。



  • 生活音対策

  • 単価が安い

  • デザイン性が豊富



それではそれぞれのメリットを見てみましょう。


1)生活音対策


生活音対策

ソーチョーが調査したところによると、マンション/アパートの騒音発生源の大半は「上階からの生活音」だったとのことです。



生活音問題は築年数/構造躯体関係なくどの物件でも起こりやすい問題で、問題が長期化してしまうと最悪退去→退去理由が騒音の場合”告知義務対象物件となり、客付けにも影響が出てしまいます。



上階からの生活音を緩和させるには、属性を高めることと吸音効果がある床材を施工することです。フロアタイルは吸音性は全く期待できませんが、クッションフロアは吸音効果があるため、従前と比べ衝撃音を和らげることが期待できます。



2)単価が安い


単価が安い

クッションフロアはシート状となっているため、1枚ずつ施工するフロアタイルと比べ作業の手間が少ないのが特徴です。そのためフロアタイルと比べ施工単価が安くリフォーム費用を抑える効果が期待できます。





3)デザイン性が豊富


デザイン性が豊富

クッションフロアは様々なデザイン(フローリング柄/タイル柄/モルタル柄など)や色が豊富に取り揃えているため、部屋のインテリアに合わせた床材を選ぶことができます。




3.クッションフロアの問題点とは?


クッションフロアの問題点とは?

先程もお伝えした通り近年の賃貸業界では床リフォームをする際、フロアタイルを採用する物件が多くなってますが、フロアタイルが採用される最大の理由はクッションフロアに以下の問題点があるからと言われています。



  • 劣化しやすい

  • クオリティーが低い



それではそれぞれの問題点を見ていきましょう。



1)劣化しやすい


住宅用クッションフロアはフロアタイルと比べ耐久性が低いため、キズやつきやすくまた重い荷物を載せると跡が残ってしまいます。また破損や汚損が発生しても部分補修することができないため、全面張替えを行わなければなりません。



さらにクッションフロアは床材の中で最も耐用年数が短い(10年程度)ため、10年周期で張替えを余儀なくされてしまいます。



2)クオリティーが低い


フロアタイルは木目や石目をリアルに再現しているため、見た目的には本物の床材と見間違えてしまうほどクオリティーが高いのが特徴です。



一方クッションフロアは木目風などにプリントしただけなので、フロアタイルと比べクオリティーが低くなってしまうことは否定できません。



4.弊社事例


弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションを行い、床材は生活音対策を重視したいと考え、クッションフロアを採用しています。



リノベーション前
リノベーション前

リノベーション後
リノベーション後

弊社物件は流行に左右されない白を基調とした部屋作りを行っているため、床色も白系を採用しています。クッションフロアを採用したことで、従前と比べコスト/生活音クレームを減らすことができた

ことを踏まえると費用対効果は十分期待できると言えます。



5.まとめ 


今回はクッションフロアを取り上げ、特徴や種類、メリット/デメリットをお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





近年の賃貸市場は借り手有利となっています。そのため生活音問題が発生し借主の受忍限度を超えてしまうと場合によっては退去につながってしまうリスクがあります。



生活音の受忍限度は人によって差異が出てしまいます。そのため床材を張り替える際は、耐久性より吸音性を重視した方がトータル的にはメリットが期待できると弊社では考えています。



今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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