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【リノベ実例】IKEA製品を使った効果的な空室対策

更新日:3月3日


近年賃貸業界ではリノベーションが注目されています。リノベーションを行うことで「資産価値」が高まり、従前より家賃値上げしても早期客付け+収益改善が期待できます。これにより築年数が経過しても安定した家賃収入を得ることが可能です。



しかしリノベーションには多額の費用が発生します。コストを抑えたいと考えるのは自然なことですが「どう抑えたらいいのか?」悩む貸主は多いでしょう。



弊社物件は築年数が経過しているため、2018年度からリノベーションを展開しています。



原則フルリノベーション部屋を提供しリノベーションを機に家賃値上げしていますが、内見者から「家賃帯をリーズナブルにしたリノベーション部屋を提供してほしい」という要望を受け、一部の部屋のみセカンドラインを用意しています。





2022年に行ったセカンドラインで、IKEA製品を試験的にしたところ閑散期に関わらず早期客付けに成功。その後セカンドラインリノベーションも2回行っていますが、こちらも早期客付けに成功しています。



本投稿は、IKEA製品を使った効果的なリノベーション空室対策について、お伝えいたします。


 

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【本記事でお伝えする結論】



1.IKEA製品を使うメリット


IKEA製品を使うメリット


1)コストが安い


一般的なリノベーション物件では既製品を使っても施工業者がマージンを乗せるためトータル費用が割高になる傾向があります。



一方IKEA製品は原則「自分達で組み立てる」ことが前提となっているめ、一般的な家具店と比べコストが安く抑えられています。さらに施主支給することで中間マージンがカットでき費用圧縮が期待できます。





2)内見時の印象が良い


若い世代の家具購入基準


LINE株式会社の調べによると、IKEA製品はデザイン重視の人に非常に人気が高いことが分かったとのことです。



リノベーション賃貸を探している方は、デザイン性を重視する傾向が強いため、IKEA製品を活用することで内見時の印象が良くなり入居促進効果が期待できます。



2.【リノベ実例】IKEA製品を使った効果的な空室対策


【リノベ実例】IKEA製品を使った効果的な空室対策

IKEAには一通りの家具/インテリアが展示/販売されていますが、弊社リノベーションセカンドラインで採用しているのは…



  • キッチンカウンター

  • 壁棚

  • 玄関照明



の3点です。それではそれぞれの製品についてみていきましょう。


1)キッチンカウンター


セカンドラインを提供した当初、キッチンカウンターはメインブランド(フルリノベーション部屋)と同様の特注品を採用していました。



しかしセカンドラインは家賃据置で募集しているため、リノベーションコストは極力抑えなければ意味がありません。



プライベートでIKEA立川店に訪れた際、IKEA製キッチンカウンターを見つけ試験的に導入したところ、早期客付けに成功しました。


フルリノベーション部屋で採用しているキッチンカウンター
フルリノベーション部屋で採用しているキッチンカウンター

IKEA製キッチンカウンター
IKEA製キッチンカウンター

特注カウンター

IKEAカウンター

300,000円

費 用

60,000円


特注カウンターは完全手作りとなるためコストが30万円近くかかってしまいますが、IKEA製に切り替えることで5分の1に圧縮することができます。



また弊社が開発したカフェスタイルキッチンとの相性が良く、おしゃれな椅子を用意することで「ダイニングテーブル」としての活用ができます。



このようにコスト削減とデザイン性を両立させることができたことで、入居促進を図れることができた点は、費用対効果は非常に高いと言えます。



 

▶弊社が採用したIKEA製品はこちらです。


 


2)壁棚

壁棚を用意することで、映える玄関に大変身
壁棚を用意することで、映える玄関に大変身

内見時「第一印象」が良いと成約率が上がるため、玄関エントランス「映え空間」にすることで好印象を与え、競合他社との差別化を図ることができます。これにより入居促進効果が期待できます。



玄関エントランスを「映える」空間にするのは容易で、リフォーム/リノベーションの際に、壁棚を設置するだけでOKです。



玄関エントランスに緑を置くだけで印象ががらりと変わります。
玄関エントランスに緑を置くだけで印象ががらりと変わります。

壁棚にお気に入りの雑貨や観葉植物を置くことで、玄関エントランスが温かみを感じるおしゃれ空間になり、思わず自慢したくなるような玄関を演出することができます。



IKEA壁棚は安いものだと500円程度で手に入ります。固定器具及びねじは別売りですが、他社製品と比べコストを抑えることができるため、貸主にとっては経済的な選択になります。



ちょっとした工夫で、魅力的な玄関を作り出すことができます。


 

▶弊社が採用したIKEA製品はこちらです。




▶玄関エントランスリフォームの詳細は、過去記事をご覧下さい。


 

3)照明

既存照明をIKEA製スポットライトに変更
既存照明をIKEA製スポットライトに変更

基本的に玄関エントランスには照明が備え付けられていますが、電球タイプなので正直明るさは期待できません。



そこでおススメなのが、リフォーム/リノベーションを機にIKEA製LED照明器具を取付けることです。



既存照明からIKEA製のスポットライトに変更する場合、電気工事が必要になりますが1万円程度で対応可能です。更にLED対応のため施工前と比べると見違えるぐらい明るくなります。費用対効果は十分期待でるでしょう。




 

▶弊社が採用したIKEA製品はこちらです。


 

4)IKEAキッチンを採用しない理由


セカンドラインの部屋では、IKEA製キッチンは採用していません。理由は主に2つあります。



  • キッチン本体価格と施工費用が高くなる(リノベーションキッチンの方が安い)

  • 既存キッチンに合わなければ追加費用が発生する可能性がある



ためセカンドラインでは不向きになります。



またIKEA製キッチンを導入するより弊社オリジナルキッチンを導入した方が競合物件との差別化を図ることができ、集客上有利になるのもIKEA製キッチンを導入しない理由のひとつです。



独自のキッチンデザインが、借主の関心を引くポイントとなり、より魅力的な物件としてアピールできます。


 

▶IKEA製品を導入した弊社リノベーション詳細は、過去記事をご覧下さい。


 

3.まとめ

 


今回はIKEA製品を使った効果的なリノベーション空室対策についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。




リノベーションでIKEA製品を活用している物件はまだ少数派であるため、差別化を図りたい貸主にとっては非常に効果的です。



しかしあまりにもIKEA製に頼りすぎたリノベーションを行うと、「本来の意味での差別化」にはなりません。ワンポイントで活用するのが一番効果的です。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 

空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


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