top of page

賃貸和室から洋室リノベーションする際のポイント


昔の賃貸物件には和室があるのは当たり前でした。しかしライフスタイルの変化により全室洋室化が当たり前となった今の時代、和室がある物件は敬遠されてしまいます。



また賃貸物件に和室があると、退去時の表替え代が賃貸借契約の特約により借主負担になってしまうからです。最近の賃貸業界の傾向としては「自分らしい暮らしをしたい」「退去費用を抑えたい」方が非常に多いため、和室から洋室にリノベーションした方が客付け上有利になります。




そこで本投稿は賃貸和室から洋室にリノベーションする際、気をつけるべきポイントをご紹介します。



 

▶︎お知らせ◀︎


私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます!

まずはお手軽無料相談からお問い合わせください。


 

 

▼目 次

 

【本記事でお伝えする結論】




1.賃貸和室から洋室リノベーションするメリット


賃貸和室から洋室リノベーションするメリット

築年数が20年以上経過している物件の中には新築時から和室が設定されているところもありますが、和室を洋室にリノベーションするとどのような効果があるのかお伝えいたします。



賃貸検索サイト内で有利になる


部屋探しされる方は賃貸物件で和室があると「表替え代が発生する」ことを理解しています。そのため募集部屋に和室があると敬遠され反響数を伸ばすことが難しくなりますが、洋室にリノベーションすることで検索で引っかかりやすくなり、集客上とても有利になります。



利便性が高まる


一般的な畳は「イグサ」を原材料としているため、フローリングと比べると「ダニの発生率」は多くなりこまめな掃除が必要になります。時短掃除が当たり前な現在社会において和室は生活しにくいイメージが強くなってしまいます。



洋室にリノベーションすることで掃除がラクになるため、利便性が高くなります。



2.賃貸和室から洋室リノベーションする方法とは?


賃貸和室から洋室リノベーションする方法

和室から洋室にリノベーションする場合、床材はもちろんですが内装も併せてリニューアルするケースが殆どです。




床材施工方法


畳からフローリングに変更する際、床調整が必要になります。どうして床調整が必要になるのかというと、畳とフローリングの厚みが全く違うからです。



大抵の畳の厚さは約40~50㎜に対し、フローリングはわずか12㎜の厚みしかありません。そのため単純にフローリングを置いてしまうと段差が発生してしまいます。



そこで段差を解消するために「根太」を300㎜~400㎜間隔に設置し、その上にべニアを貼り床材を施工します。




壁紙変更


洋室リノベーションする際壁紙も併せて張り替えることが多いです。壁紙は量産/1000番の2つのタイプがありますが、どの壁紙を使うかは物件(貸主)によってまちまちです。




押入はどうする?


洋室リノベーションする際、押入をクローゼットに変更することで収納利便性が高くなりますが、ただクローゼットに変更すると…



  • 変更だけで約20万円近い費用が別途発生

  • 布団など嵩張るものを置く場合、押入の方が便利



になるため押入はあえて残し襖だけフラッシュドアに変更することが多いです。




費用はどのくらい?


床材及び内装変更+フラッシュドア設置した場合、約20万円前後の費用が発生します。ただ床材をどれを使うかによって金額は前後します。



3.賃貸和室から洋室リノベーションする際抑えるべきポイント


賃貸和室から洋室リノベーションする際抑えるべきポイント

和室から洋室リノベーションする際、何点か抑えなければならないポイントがありますのでご紹介します。




襖を残す場合


洋室にリノベーションする際フラッシュドアに変更した方が室内空間がすっきりしますが、貸主によっては襖をあえて残す場合があります。



賃貸物件で採用されている襖は「段ボール襖」で、他の襖と比べ耐久性は低いため退去時に襖交換を行い、賃貸借契約の特約事項で借主が負担することになっています。



部屋探しされる方は費用に敏感なため、もし襖を活用する場合は襖交換費用の特約を外すことをおススメします。




吸音性が低下する


和室を洋室にリノベーションすると好きなインテリアテイストで生活することができますが、その代償として吸音性は低下してしまいます。



特に上階で洋室変更した場合、歩き方に気を付けないと足音が柱を経由して階下に響き騒音トラブルになる可能性があります。



床材を張り替える際は吸音効果が期待できるクッション風呂がおススメです。




木枠の窓どうする?


和室の窓には木枠が設置されています。洋室にリノベーションしても木枠があると「和室感」はどうしても残ってしまいます。



木枠を交換することは可能ですが別途費用が発生し、場合によっては費用が高額になる可能性があります。



ベストな方法は木枠はそのまま生かし、窓枠と同色の色を塗ることで木枠の存在をぼかすことができます。


4.まとめ


今回は賃貸和室から洋室にリノベーションする際、気をつけるべきポイントをお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





賃貸和室から洋室にリノベーションすることで、検索に引っかかりやすくなるため従前と比べ集客上有利になります。



ただし洋室に間取り変更しても、部屋全体のクオリティー/オトク感など訴求力が高い部屋にしなければ早期客付けは難しくなります。




弊社物件は築年数が古いため和室が標準となっていますが、琉球畳を敷いたリノベーションを行っています。正直に言うと無理して洋室にするより付加価値をつけた和室にした方が早期客付け/費用対効果が期待できます。



弊社和室リノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。






今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。






 
空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


あなたのアパート経営を支援させていただきます!


▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090

▶︎まずはお気軽にお問い合わせください

055-241-2218

090-8514-3562

 



閲覧数:2回0件のコメント

Коментарі


bottom of page