差別化賃貸リノベーションは、見込み客を今すぐ客に変えることができる
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月4日
- 読了時間: 6分
アパート経営は借主さえ確保できれば安定した家賃収入を得ることができますが、近年の賃貸市場は賃貸空室率が全国的に悪化しています。
特に競争力が低い築年数が古い物件は家賃下げ圧力がかかり、適正家賃以下で募集しても空室が埋まりにくくなっています。
募集部屋を早期に埋めるには顧客目線に立った部屋を提供することがポイントです。これを行うと募集時期関わらず見込み客を今すぐ客(入居申込)に変えることが可能になります。
弊社物件は賃貸空室率30%台の山梨県にあり、さらに築年数は30年を超えています。2018年から顧客目線に立った差別化賃貸リノベーションを展開したことで従前と比べ早期客付けに成功しています。
本投稿は見込み客を今すぐ客に変えることができる方法として、弊社リノベーション事例を交えながらお伝えしていきます。
▶︎お知らせ◀︎
私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます!
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【本記事でお伝えする結論】
"募集部屋を今すぐ客に変えるためのポイント”
1.賃貸内見数は?

部屋探しされる方は希望条件に合った複数の部屋を内見していますが、実際どのくらい内見しているのでしょうか?
AlbaLinkが調査した所、物件を決めるまでに内見した件数は平均3件とのことです。しかし内見からの成約率は約2割と言われているので、内見が入ったとしても成約につながるとは限りません。
成約率を高めるには内見数を増やす/担当者のスキルが重要ですが、それ以上に部屋のクオリティーが大きなカギとなります。
2.見込み客を今すぐ客に変えるためには?

一般的に見込み客の意識レベルは4つに分類されていると言われています。賃貸業界で置き換えてみると…
まだまだ客:賃貸検索サイトなどで物件情報だけを集めている人
お悩み客:部屋に興味はあるけど、条件が合わないなど…
そのうち客:部屋に興味はあるけど、今すぐ入居する予定はない
推測になりますが、この様に分類できると思われます。
お悩み客に対しては、欲求を高める説明が重要です。一方そのうち客に対しては、必要性を訴える説明を内見時に行うことが求められます。これらのアプローチができなければ、見込み客を今すぐ客に変えることが難しくなります。
そこで重要となるのが競合他社との差別化。
弊社物件は築年数が経過しているため2018年からリノベーションを展開していますが、弊社リノベーションは競合他社が真似できないカフェスタイルに特化しています。このスタイルは顧客が興味を示す可能性が高く競合物件にはない魅力です。独自のコンセプトにより顧客の心をつかむことができます。
差別化戦略を行うことで、お悩み客/そのうち客を一気に今すぐ客に変えることができ、その結果内見当日に入居申込して頂く方が近年では増加しています。2021年3件/2022年2件募集を行いましたが5件とも内見当日に入居申込をもらうことができました。
▶弊社客付け詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
3.差別化賃貸リノベーションは、見込み客を今すぐ客に変えることができる

弊社リノベーション物件の最大の強みは、内見して頂いた方の約8割は内見当日に入居申込をして頂ける点です。
女性から支持が高いカフェスタイルに特化したリノベーションを展開していますが、家賃相場と比べて最大1万円以上高い設定となっているため、一見すると今すぐ客に繋げることは難しいと考えられます。
しかし弊社代表は賃貸特有の悩みをリノベーションで可能な限り解決することに注力しており、その結果内見当日に今すぐ客にさせることができています。
お悩み客を今すぐ客に変えるアプローチ
近年デザイン性が優れたリノベーション物件に入居される方が増えています。しかしリノベーション物件は築年数が相当数経過しているため、室内機能性に不安を感じている方も多いはずです。
そこで弊社代表は実際にリノベーション部屋に入居されている借主に取材し、借主の声を内見時に伝えることで、機能性の不安を解消させることで入居促進に繋げています。
▶弊社代表による借主インタビューについては、過去記事をご覧下さい。
そのうち客を今すぐ客に変えるアプローチ
リノベーション物件を内見される方は、お洒落な部屋に興味を持っている方、築浅物件に入居したいものの、予算の都合上入居を諦めた方が多いと考えられます。
そのうち客の特徴は入居時期が曖昧で、複数の部屋をゆっくり見てから決断しようと考えている方が多いです。そこで弊社代表は…
カフェスタイルに特化したリノベーション部屋は珍しいことを伝える
賃貸物件早い者勝ちなので場合によっては他の方が入居する可能性がある
(次の内見予約が入っている場合)他の方から問合せ/内見予約が入っている
ことを内見者に伝えることで、入居を決めかねている方は今すぐ客にランクアップさせ、入居申込に繋げることに成功しています。
4.まとめ
今回は見込み客を今すぐ客に変えることができる方法として、弊社リノベーション事例を交えながらお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
賃貸物件に入居後「入居したことを後悔した」と感じる方はとても多いです。この後悔が長期入居を妨げる要因となります。
そのためリノベーションを行う際は、入居したことを後悔させない対策が重要です。この部分を疎かにすると客付けできても長期入居に繋げることは難しいです。借主の満足度を高めるための工夫が、持続可能な経営に繋がるのです。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。


取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
あなたのアパート経営を支援させていただきます!
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