客付けが絶対できない賃貸物件の共通点とは?
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 4 日前
- 読了時間: 5分
賃貸経営において空室は絶対に避けられません。しかし適切な空室対策を講じることで、早期客付けは十分期待できます。
一方客付けが中々うまくいかず空室期間が長期化になっている物件もあります。客付けにうまくいっている物件とうまくいっていない物件には「共通点」があり、その特徴を理解していないと、深刻な状況に陥る可能性があります。
本投稿は客付けが絶対できない賃貸物件の共通点と、その対策についてお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.客付けが絶対できない賃貸物件の共通点とは?

客付けがうまくいっていない物件は「貸主が危機意識を持っていない」ことが多く、以下に挙げることを確実に行っています。これらは賃貸経営を行う上で「絶対にしてはいけない」ことで、考え方を変えないと仲介会社から敬遠されてしまいます。
1)言い訳ばかりしている
募集物件がなかなか埋まらない場合、貸主の中には「エリアや築年数、家賃帯が問題だ」と言い訳をする方がいます。確かにエリアや築年数、家賃帯は物件探しにおいて非常に重要な要素です。例えば…
最寄駅からの距離が遠い
不人気エリアに物件がある
家賃が高い
築年数が古い
これらの条件に該当する物件は、一見すると客付けが難しいと判断されてしまいます。
しかし近年では部屋探しの選択肢が多様化し、物件の評価基準が大きく変化しています。従来のように「築年数だけ物件判断」する時代は終わりました。
顧客はより多面的な視点で物件を選ぶようになり、物件条件が多少劣っていても、室内のクオリティーやデザイン性、居住空間の使い勝手が良い物件を選ぶ傾向が強まっています。そのためリノベーションでこの条件をクリアすれば、築年数や家賃を気にする方はあまりいません。
2)物件清掃されていない
物件共用部(ごみ置き場/廊下/駐輪場)は内見時に必ず確認されます。共用部にごみや虫の死骸が散乱していたり、私物が放置されている、雑草が生い茂っている物件に、内見者は興味を示すでしょうか?
殆どの方は「NO」と答えるはずです。客付けに苦戦している物件は共用部清掃が行き届いていないケースが多く、貸主自身「借主の視点」に立って対応していないため、これが問題であると認識していません。
共用部や物件周りが適切に清掃されていると、清潔感が感じられ内見時にも良い印象を与えます。また物件清掃は借主満足度を向上させるため、退去抑止効果も期待できます。
3)自己流リフォーム
募集物件を早期に埋めるためには、適切なリフォーム/リノベーションが不可欠です。部屋探しされる方は自身のライフスタイルに合ったデザイン性が高い部屋を求めています。
そのため顧客が魅力に感じるリフォーム/リノベーションを施さなければ、適正家賃で募集しても客付けは難しくなります。
リフォーム/リノベーションを行っても客付けで苦戦している物件の多くは、貸主の個人的な好みが反映された自己流リフォームを行っているケースが殆どです。このような部屋は訴求力を高めることができないため、募集しても反響数を得ることが難しく、空室が長期間続く傾向があります。
2.紹介されやすい賃貸物件にするには?

客付けに苦戦すると空室長期化による家賃機会損失が増え、また家賃値下げして客付けできても収益が減少し、借主属性が悪化することで稼働率が低下するなど、負のスパイラルに陥る可能性が高くなります。
客付けを成功させる秘訣は「仲介会社を味方にする」ことです。言い換えれば「仲介会社が紹介したい物件」にすることです。
仲介会社が紹介したい物件の特徴とは…
顧客目線に立ったリフォーム/リノベーションが施されている
物件清掃が行き届いている
内見時電気が使える状態になっている
入居特典が用意されている
担当者に決裁権がある
交渉が入った場合、貸主と直接連絡できる体制になっている
これらは決して難しいことではありません。しかし多くの貸主はこれに対応していないため、実践するだけで確実に仲介会社の態度が明らかに変わるでしょう。
▶仲介会社が紹介したい物件に関しては、過去記事をご覧下さい。
3.まとめ
今回は客付けが絶対できない賃貸物件の共通点、対策方法をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
客付けに苦戦している物件は過去の成功体験に固執している傾向があります。その結果客付けがうまくいかない理由を外部の要因に求めがちです。
しかし、このような物件は確実に市場から淘汰され、顧客や仲介会社からも見放されるリスクが高いため、注意が必要です。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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