近年の賃貸市場は物件供給数が飽和状態のため、適正家賃で募集しても客付けが難しい場合があります。空室期間が長期化すれば家賃機会損失が増え、想定した家賃収入が得られなくなるため、キャッシュフローに影響が出てきます。
このような時は宣伝方法を見直すと効果的と言われています。
本投稿は空室対策で効果的な宣伝方法についてお伝えいたします。
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私の経営する有限会社 山長ではアパートの経営改善、空室対策など賃貸経営者を支援するコンサルティングサービスを行なっています。自己破産寸前の状態から空室ゼロへ、そして安定した入居率を実現するまでに至った経験をもとにオーナー様と一緒になって改善のお手伝いをさせていただきます！
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▼目 次
１．募集物件の宣伝方法とは？
【本記事でお伝えする結論】
１．募集物件の宣伝方法とは？
賃貸業界の宣伝方法としてよく行われているのは「広告費の設定」「貸主訪問営業」「ホームステージング」３つです。それではそれぞれの宣伝方法を見ていきましょう。
広告費の設定
仲介会社が賃貸物件を成約した際に得られえる報酬は基本的に仲介手数料のみです。仲介手数料は最大家賃1,1か月分までとなっていますが、空室を早期に埋めたい場合貸主は広告費を設定することができます。
広告費を設定し客付けに成功すると、仲介手数料＋広告費収入が得られるため従前と比べ紹介されやすくなります。また内見者から値下げ交渉が入った際、対応しやすくなるため入居促進効果が期待できると言われています。
ただし最近の部屋探しは、内見前に希望条件に合致した3件程度の部屋を内見するため…
広告料付き物件が希望条件と合致しないと紹介しても客付けは難しい
仲介会社訪問件数は1～2件程度のため紹介率は低い
空室率悪化により広告料物件は増加している
ため昔と比べると広告料効果はあまり期待できないのが正直なところです。
▶広告費に関しては過去記事をご覧下さい。
貸主訪問営業
貸主が自作のマイソクをもって客付けに強い仲介会社に定期的に訪問営業すると、貸主の物件を覚えてくれるようになるため客付けに効果的と言われています。
ただ先程もお伝えした通り、内見者は事前に内見物件を決めているため訪問営業しても貸主物件のクオリティーが高くなければ紹介率は低くなってしまいます。
▶訪問営業の詳細は過去記事をご覧下さい。
ホームステージング
ホームステージングとは募集中の部屋におしゃれな家具や雑貨を置きモデルルーム空間をつくることです。従前と比べると訴求効果が期待できるため反響数／成約率が一気に高くなると言われています。
実際ホームステージングを実施した物件では早期客付けが期待できています。ただホームステージングを行っている物件では原状回復程度のリフォームしか行っていないケースが多いため、早期客付けできても…
家賃相場の影響を受けやすい＝収益性は期待できない
契約更新時家賃値下げ交渉が入りやすくなる
借主属性が悪くなる可能性＝長期入居に黄色信号
建具トラブル発生確率が高くなる＝クレーム→長期入居に黄色信号
となりやすいためホームステージングをしてもメリットを享受できるとは言えないのが正直なところです。
２．空室対策で効果的な宣伝方法とは？
at－homeが発表したリリースによると、部屋探しされる方がインターネットで物件を探す際約半数以上は水回りは必ず確認していることがわかっています。またクックパッドのリリースでも「充実したキッチン」を希望される方が過半数を超えています。
つまり空室対策で効果的な宣伝を行うには、先程お伝えした3つの対策ではなく水回りを強化したリフォームをした方が確実に結果を残せられると言えます。
▶at－home及びクックパッドのリリースはこちらをご覧下さい。
弊社物件では築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。弊社物件はファミリータイプ＋入居される方は20～30代カップル＆新婚さんが多いため、カフェスタイルに特化したリノベーションを展開。
また集客強化のため同年から公式サイトも立ち上げました。開始当初は客付けに苦戦したものの2年後からSEO＋SNS強化したため成約期間＋稼働率改善させることに成功。昨年度は…
成約期間
稼働率
年間家賃収入
が過去最高を更新。空室対策で効果的な宣伝方法のひとつと言えることができ、弊社空室対策は不動産系メディアからも注目されています。
▶メディア記事はこちらをご覧下さい。
３．まとめ
今回は空室対策で効果的な宣伝方法についてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
弊社物件では募集時「広告料設定」「訪問営業」は一切行ってはいませんが、一般的な物件と比べると早期客付け＋収益アップに成功しています。
つまり空室対策で効果的に宣伝するには水回りを意識することが重要であり、水回りを強化しないと早期客付けは厳しいと言わざるを得ません。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない！」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
空室対策＆築古物件の再生は（有）山長にお任せください！
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