賃貸市場は近年人口減少/物件供給数が飽和状態となっているため空室率が全国的に悪化しています。
空室を早期に埋めるには築年数関係なく適切な空室対策を行わなければなりません。ただ集客に苦しんでいる貸主物件は物件訴求力を高めることができないため、あらゆる空室対策を行っても早期成約に繋げることができなくなっています。
弊社物件は賃貸空室率が悪い山梨県にあり、築年数は30年を超えています。空室対策強化のため2018年からリノベーションを随時行っていますが、今回紹介する「空室期間短縮術」を実践したことで空室期間を大幅に短縮させることに成功し、弊社空室対策は多くのメディアから注目されています。
本投稿は空室対策のプロが教える!空室期間短縮術について、特に築年数20年以上経過している物件に効果的な空室対策術をお伝えいたします。
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▼目 次
【本記事でお伝えする結論】
1.一般的な空室期間
賃貸物件の一般的な空室期間は4か月前後と言われています。ただしエリア/築年数/募集時期によって空室期間は大きく異なり、特に1月~3月の繁忙期は募集開始後すぐに埋まることも珍しくはありません。
管理会社では空室が3か月以上続くと「募集条件に問題がある」と判断し、条件見直し(家賃値下げ/敷金などを無料にする)などの対策を行います。
2.空室を埋めるために必ず行うこと
空室を埋めるために必ず行わなくてはならないのは「物件清掃」です。つまり定期的に物件清掃を行い清潔な物件であることをPRすることです。
物件清掃がなぜ重要なのかと言いますと、内見時一番最初に確認される場所は、物件外観/ごみ置き場や駐輪場の共用部分です。
第一印象はわずか3秒で決まってしまうと言われています。そのため物件周りや共用部分清掃が行き届いてると物件全体が清潔感が感じられるので好印象を持っていただけることができ、物件の印象が高くなります。
一方物件清掃が行き届いていないと、第一印象が汚いイメージとなってしまい「この物件には住みたくない」と思われます。飲食店のデーターですが、約54%の方は「料理やサービスが良くても店内が汚れている店にはいきたくない」と回答しています。
物件第一印象が成約のカギを握っていると言っても過言ではありません。成約率を高めるにはまずは物件清掃を強化し物件印象を高めるよう意識することが重要です。
3.空室対策のプロが教える!空室期間短縮術とは?
賃貸物件を探している方は入居後の生活イメージを連想させながら内見しています。築年数が20年以上経過した物件は築年数以上に見た目の古さが前面に出てしまうため、敬遠されがちになります。
しかし設備/内装/間取り変更を行うリノベーションを行うことで、古臭さは一切感じられず見た目的には新築物件並みに再生されているため、入居促進効果が高まり空室期間を短縮させることができます。
リノベーションで空室期間を短縮させるには以下3点を意識することが重要です。
水回りのクオリティーを上げる
at-homeのリリースによると、インターネットで物件を探す際に必ず見たい物件設備は浴室が最も多く以下トイレ、キッチンの順となっています。
つまりリノベーションを行う際、クオリティーが高い水回りを導入することで生活イメージが連想しやすくなるため内見に繋げやすくなります。
白を基調としたインテリアにする
最近の賃貸物件は必ずと言っていいほどアクセントクロスを施工しています。アクセントクロスを施工すると室内雰囲気をガラリと変えることができますが、内見者は家具と部屋の相性を確認しているため…
アクセントクロスと家具の相性が悪いと入居促進に繋げられない
色の好みは十人十色のため内見者がアクセントクロスが気に入らない可能性がある
アクセントクロスは必ず飽きられる
可能性が非常に高く、貸主が思っている以上に効果を期待することは難しいのが現状です。
リノベーションでおしゃれな部屋を作りたいのであれば、室内に用いる色を3色以下にし、白を基調とした部屋作りをするのがベストです。白を基調とした部屋作りをすることで、家具やカーテンの相性がとてもよくなり、誰でも簡単におしゃれな部屋を作ることができます。
SNS媒体を使った集客を行う
賃貸検索サイトの一番の問題点は、希望条件に合致しないとその時点で成約対象外になってしまうこと。リノベーション物件は築年数が古くまた同サイト内のリノベーション定義に合致しなければ、専用ページに掲載することができません。
そこでおススメなのがSNS媒体を使って独自に集客することです。
賃貸物件を最も利用している10代後半~40代にかけては「リアルな本音」「時短検索」を求めSNS検索をしています。
SNSの中でInstagramはリノベーションとの相性がとてもいいです。その理由は…
20~30代女性はInstagramをよく活用している
リノベーション物件は「映え効果」が期待でき、Instagramに投稿すると訴求力がUP
InstagramはSNSの中購買意欲が高いユーザーが集まりやすいと言われる
ため独自集客することで内見に繋げやすくなります。また賃貸検索サイトとは異なりSNS集客は築年数/家賃相場の影響は一切受けないため、検索で引っかかることはない点もメリットと言えます。
4.事例紹介
弊社物件は空室対策を強化すべく2018年から20~30代女性をターゲットとした「カフェスタイル」に特化したリノベーションを展開し、また同年物件公式サイトを立ち上げました。
最初の2年間は集客で苦しみましたが、2020年からSEO+SNS強化したことで反響数UPさせることに成功。その結果従前と比べ空室期間を大幅に短縮させることに成功しました。
▶弊社リノベーション詳細は過去記事をご覧下さい。
5.まとめ
今回は空室対策のプロが教える!空室期間短縮術をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。
リノベーションで空室期間を短縮するには「クオリティーが高い水回り設備」を導入するのが効果的です。弊社リノベーションは全室にカフェスタイルキッチンを導入しているためInstagram上において「映える部屋」となることから、早期客付けに成功しています。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
過度なメール配信、強引な営業活動等は一切行なっておりませんのでどうか安心してご相談ください。
取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
あなたのアパート経営を支援させていただきます!
▶︎〒400-0053 山梨県甲府市大里町2090
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