入居者が喜ぶ賃貸リノベーションのポイントと事例を解説
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月19日
- 読了時間: 8分
近年の賃貸業界は部屋探しの多様化が進んでおり、リノベーションが施されていれば築年数の古さは集客上全く問題が無いと言っても過言ではありません。
そのため最近ではリノベーションを行う物件が増加しています。今後リノベーションで生き残りを図るには成約ターゲットに訴求する内装や間取り、設備の改善を意識することが求められます。
本投稿は入居者が喜ぶ賃貸リノベーションのポイントと事例をお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
1.入居者が喜ぶ賃貸リノベーションとは?

1)リノベーションで得られるメリット
築年数が古い物件は内装や間取りなどの機能性や利便性が低下しているため、見た目から住みにくさが感じられ敬遠されがちです。
しかしリノベーションを行うことで設備や内装、間取りが現在のライフスタイルに合った部屋に生まれ変わり、デザイン性が向上します。リーズナブルな家賃帯であれば、入居後の生活イメージが連想しやすくなるため、成約率が一気に高まります。
リノベーションは物件の魅力を大きく引き上げる効果があります。
2)入居者のニーズを満たすリノベーションとは?
リノベーションを成功させるには、入居者のニーズを満たすことが求められます。例えば…
需要が少ないDKをLDKに間取り変更し、寛ぎやすいリビング空間を作る
利便性が期待できる設備を導入する
室内インテリアとの調和を意識したインテリアテイストを作る
ことで居心地が良い空間を創出することができ入居促進に繋げやすくなります。
3)高い家賃を実現するためのポイント
リノベーションを行うことで従前と比べ資産価値が向上し、家賃相場より高い家賃で貸し出すことが可能になります。
しかし部屋探しされる方はエリア内の家賃相場を調べるので、リノベーションで高い家賃で貸し出すためには、リノベーション部屋の価値が家賃以上であることを証明しなければなりません。
これを実現するには、競合物件との徹底的な差別化を図り、価値の目減りを最小限に抑えるリノベーションが求められます。
2.入居者が喜ぶ賃貸リノベーションのポイント
入居者が喜ぶ賃貸リノベーションにするには、ライフスタイルに合った室内空間を作ることが求められます。
1)内装

リノベーション賃貸物件を希望される方は、室内デザインに対する意識が非常に高いです。視点を変えれば訴求力が高いインテリアテイストを取り入れることで、早期客付けがしやすくなると言えます。
一般的に室内配色を3色に絞ることで室内全体に統一感が生まれ、バランスが良いおしゃれな部屋を作ることができます。この際入居後のインテリアとの調和を意識することが重要です。
リノベーションの段階で室内配色が3色以上になると、内見時「家具や雑貨との調和がとりにくい」と判断され、訴求力が低下してしまいます。そのためリノベーションの際は、ベースカラー(床、壁、天井)を2色以内に抑えることが大切です。
2)間取り

賃貸物件で二人暮らしされる方は、広い空間でコミュニケーションがとれるLDK物件を希望される方が圧倒的に多いです。
そのため間取りがDKのままでは訴求力や反響数が低下し、適正家賃で募集しても空室が埋まりにくくなります。
ダイニングとキッチンの間仕切壁を撤去すればLDKに間取り変更することができ、その際内装を一新することで開放的なLDK空間が生まれ訴求力が一気に高まります。
LDKリフォーム費用は20万円前後かかりますが、対応することで反響数が高まり入居促進に繋げやすくなることを考慮すると、費用対効果は十分期待できると言えます。
また築年数が古い物件の中に3LDKの間取りが多く見受けられますが、近年は部屋数の多さよりリビング空間の拡充を求める方が増えています。そのため、退去を機に2LDKまたは1LDKにダウングレードすることで、開放感があるLDKが生まれるため、訴求力が高まります。
入居者のニーズに合わせた間取り変更が、入居促進に大きく寄与することが期待できます。
3)設備

築年数が古い物件が敬遠される理由のひとつに、水回りの老朽化があります。年数が経過すると水回りの古さが目立つようになり、特に女性は水回りを意識するため、敬遠してしまうことが多いです。
この問題は設備の入れ替えで解決できますが、全てを交換すると概算で150万円近い費用がかかります。洗面台とトイレは保存状態が良ければ表装リフォームを強化することで、古さが目立ちにくくなり、コストを抑えることができます。
キッチンと浴室については、リノベーション成功を左右する重要な設備であるため、費用がかかっても設備交換は必須です。もし対応しな場合、訴求力が低下するため客付けが厳しくなります。
4)収納

アルファあなぶきstyleが発表したリリースによると、賃貸物件に住む方は戸建て住宅と比べて衣服の収納に困っていることが明らかになりました。
近年施工された新築物件では収納力を強化するために、ウォーキングクローゼットを標準対応していますが、築年数が古い物件では、クローゼットがないケースが多く、収納容量の不足が利便性を損ねる要因となっています。
しかし既存収納をクローゼットに変更することは可能で、退去後改善することで、利便性が高い部屋として認識され、入居促進が期待できます。
3.賃貸リノベーションの差別化戦略

賃貸リノベーションを行うことで資産価値が向上し、客付けや家賃値上げが容易になります。しかし競合が増えれば時間の経過と共に差別化の価値は低下し、安定した家賃収入を得ることが難しくなります。
また賃貸検索サイトに依存した集客では、築年数や家賃帯による制約が影響し、反響数の増加が難しくなります。
そこで競合物件が真似(追随)できない設備の導入やデザイン力の向上、さらにSNS媒体を駆使した独自集客を確立することで、物件情報を効果的に拡散し、反響数を増やすことが可能になります。その結果…
一般的な物件と比べ早期客付けしやすくなる
リノベーション価値の目減りを抑えられるため、家賃値下げ要求を回避できる
室内デザイン性、機能性が向上することで、長期入居に繋げられる
ことが期待でき、差別化を図ることができます。
4.入居者が喜ぶ賃貸リノベーション事例

弊社物件は築年数が経過しているため、2018年から空き室を随時リノベーションしています。物件がある山梨県は、賃貸空室率が全国ワースト3位でエリア空室率は約3割と厳しい状況です。
競合物件との差別化、過当競争からの脱却を図る目的で、弊社物件は競合物件が絶対に真似できない自然素材を用いたカフェスタイルに特化した部屋作りを行っています。
また新築当初からあった賃貸需要が少ない3DKおよび3LDKの部屋はリノベーションを機に2LDKに間取り変更を行い、ライフスタイルに合った快適な空間を提供しています。
リノベーションを機に家賃を8~10%値上げして募集していますが、賃貸検索サイトだけでは反響数を最大化させることが難しいため、同年に物件公式サイトを開設しました。
このサイトでは、リノベーション部屋に入居するメリットや周辺情報を効果的にPRすることで、従前と比べ反響数の増加を実現しました。その結果2020年以降成約期間が短縮し、増収増益と稼働率の最大化に成功しました。
▶弊社リノベーションの詳細は、過去記事をご覧下さい。
5.まとめ
今回は入居者が喜ぶ賃貸リノベーションのポイントと事例をお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
部屋探しの多様化と最近のインフレは賃貸業界にとっては追い風で、特に築年数が古い物件はリノベーションを行うことで早期客付けや家賃値上げがしやすく、収益性の向上が期待できます。
またリノベーションする際、顧客が好むインテリアテイストを意識した部屋作りを行うと、訴求力が高まり早期客付けしやすくなります。
弊社物件では今年(2025年)1月と2月それぞれ1件ずつ退去がありましたが、退去後すぐに入居申込が入りました。これは顧客が喜ぶリノベーションを行った結果だと考えています。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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