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北欧インテリアを取り入れた賃貸リノベーションの魅力


近年の賃貸業界はリンベーション物件が注目されています。部屋探しの多様化が進みリノベーションが行われていれば「築年数」だけで物件判断されることは少なくなっています。



そのため地方都市含めリノベーションを行う物件は多くなっています。



ただリノベーション物件が多くなればマーケティング的に必ず競争が激化し客付けが難しくなる可能性が出てきます。競争に打ち勝つためには「リノベーションコンセプト」を明確にすることが重要です。



弊社物件は築年数が経過しているため2018年から空き室を随時リノベーションしています。弊社物件はファミリー物件で20~30代カップル/新婚さんが多く入居されることから北欧インテリアを取り入れたリノベーションを展開しています。



その結果競合他社との差別化を図ることができ、2020年以降増収増益を達成することができています。



本投稿は北欧インテリアを取り入れた賃貸リノベーションの魅力について、弊社事例を交えながらお伝えいたします。



 

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▼目 次

  4)照明にこだわる

 

【本記事でお伝えする結論】




1.北欧インテリアとは?なぜ取り入れた方がいいの?


北欧インテリアとは?なぜ取り入れた方がいいの?


北欧インテリアとは、北欧ヨーロッパ(スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークなど)で生まれたインテリアスタイルのことです。



北欧ヨーロッパの気候は…



  • 冬の期間が長い

  • 日照時間が短い



のが特徴です。そのため自宅で過ごす時間が多くなるため「居心地がいいデザイン」を意識しているのが最大の特徴と言っても過言ではありません。




どうして賃貸リノベーションで北欧インテリアを取り入れた方がいいのか?ポイントは2つあります。ひとつ目は基本的にリノベーション物件は男性より女性の方が興味を示しています。



そしてあとひとつは、住まいのメディアmitainaは男女200名に「理想のインテリアテイスト」に関するアンケート調査を実施。その結果「北欧インテリア」が第1位に選ばれました。




北欧インテリアが選ばれる理由として、mitainaリリースによると…



  • 白を基調としているので部屋の雰囲気が明るく、気分も明るくなるため。また、アクセントの色が映えやすく、お洒落に見えるから。(20代女性)

  • 家族が揃う場所なのでとにかく温かみを感じるところにしたいのと、自分の趣味を押し付けない家族みんなが馴染める空間にしたいと思ったからです。(30代女性)

  • シンプルな中にもオシャレさがあるテイストがいいからです。シンプルなお部屋に家具でアクセントをつけたいです。(20代女性)



とのことでした。つまり北欧インテリアを取り入れたリノベーションを行うことで、集客ターゲットとなる女性が内見時入居後の生活イメージが浮かびやすくなるため入居促進効果が期待できるからです。



2.北欧インテリアを取り入れた賃貸リノベーションのポイント


北欧インテリアを取り入れた賃貸リノベーションのポイント

1)ベースカラーを統一する


北欧インテリアは白を基調としています。そのため部屋の7割(天井/壁/床)を占めるベースカラーをベーシックな白に統一すると家具などの相性が良くなりバランス感覚が取れた部屋になります。





2)キッチンをナチュラルにする


北欧インテリアは「温かみ」を感じられるテイストにすることが重要です。そのため「丸みも持たせたナチュラル家具」を置くと、一気に北欧インテリアスタイルになります。



ただ家具は入居する借主が対応する事であり、リノベーションを行う貸主は対応できません。そこでおススメなのがキッチンをナチュラルにすることです。



部屋探しされる方は多少譲歩しても充実したキッチンがある物件に入居したいと考えていることが、クックパッドの調査で分かっています。またリノベーション物件はキッチンのクオリティーが成約のカギとなるため、利便性+デザイン性が優れたキッチンを導入しなければ早期成約は難しくなります。



キッチンがナチュラルになっているリノベーション物件は殆どないため、導入することで訴求効果を高めることができます。



後述しますが弊社物件ではナチュラルキッチンを導入したことで、従前と比べ早期客付けさせることに成功し、また借主アンケートでもナチュラルキッチンが入居の決め手になっています。



3)床材は生活音対策を意識する


北欧インテリアには無垢材フローリングがとても合います。ただ賃貸物件では築年数関わらず生活音問題が発生してしまい、特に上階からの生活音(足音が多い)でトラブルになることがあります。



そのため床材はコストがかかる無垢材フローリングではなく吸音効果が期待できるクッションフロアを選択した方が、入居後のトラブル回避させることが期待できます。



4)照明にこだわる


賃貸物件には基本的に照明は設置されていません。そのため入居後借主が対応することになりますが、引きかけシーリングが各部屋に1つ(LDKは2つ)しかないため、室内明るさを求めシーリングライトを設置するケースが多いです。



ただ北欧インテリアにリノベーションするなら生活感が出てしまうシーリングライトではなく、インテリアにあったペンダントライトや室内空間をスッキリさせるダウンライトを新設した方が北欧インテリアの魅力を高めてくれます。



3.北欧インテリアを取り入れたリノベーション事例


北欧インテリアを取り入れたリノベーション事例


弊社物件は築年数が古いため2018年から空き室を随時リノベーションを行い、リノベーションを機に北欧インテリアスタイルにしています。



弊社が行っている北欧スタイルリノベーションは以下のとおりです。




壁材は漆喰を施工


一部部屋のみではありますが、リノベーションを機に自然素材の漆喰を居住スペースに施工しています。



漆喰を施工すると調湿/消臭効果などが期待できますが、漆喰は一般的な壁紙と比べ明光性がありさらに職人さんが手作業で施工しているため、部屋全体が温かみが増し居心地がいい空間になります。




キッチンはカフェスタイル


弊社物件ではリノベーション後オリジナルのカフェスタイルキッチンを設置しています。既存キッチンをあえて生かしたオリジナルキッチンで、特徴は無垢材扉を新設している点です。



無垢材扉は市販されていないため、リノベーションの度に家具屋さんが手作業で施工しています。無垢材は経年変化が楽しめるため、キッチン全体が温かみが感じられ女性の借主から高い評価を頂いています。




キッチンの魅力を高める照明


上級グレードのみLDKにペンダントライトとダウンライトを設置しています。ライティングレールに専用フックを取付けると観葉植物や雑貨を吊るすことができます。



観葉植物は北欧インテリアとの相性がとてもいいので、ペンダントライトに吊るすと部屋全体がとても明るくなります。



 

▶弊社リノベーションの詳細は過去記事をご覧下さい。


 


4.まとめ


今回は北欧インテリアを取り入れた賃貸リノベーションの魅力について、弊社事例を交えながらお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認しましょう。





リノベーションするとデザイン性が向上するため反響数UPが期待できますが、コンセプトが明確ではないと競争力が低下してしまうため客付けが難しくなってしまいます。



部屋探しされる方は平均3件内見していると言われています。リノベーションコンセプトを明確しターゲットが気に入る室内インテリア空間にすることで、訴求力が高まるため早期客付けが期待できます。




今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。


そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。


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空室対策コンサルタント 有限会社山長
有限会社山長 長田 穣

取締役 長田 穣(オサダミノル)

アパート経営、空室対策コンサルタント


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