賃貸リノベーションでおしゃれな内装を選ぶコツ
- 空室対策リノベーション コンサルタント ㈲山長
- 3月14日
- 読了時間: 7分
部屋探しの価値観が多様化している現在では、新築物件と比べデザイン性が高く家賃がリーズナブルなリノベーション物件を選ぶ方が増えています。
リノベーション物件では内見時の第一印象が成約に大きく影響するため、内装の選定が特に重要です。
しかし貸主/管理会社担当者は、内装の選び方に苦労することが多く、曖昧なデザインを選ぶと反響率/成約率が低下する恐れがあります。
本投稿は賃貸リノベーションする際おしゃれな内装を選ぶコツについてお伝えいたします。
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【本記事でお伝えする結論】
"おしゃれな内装を選ぶうえで重要なポイント”
1.借主に人気な部屋とは?

借主に喜ばれる部屋とは「統一感」がある空間です。人気が高い新築物件を見れば一目瞭然ですが、その内装は白系に統一され、使用している色は2~3色にまとめられています。
内見される方は…
自分達が持っている家具がその部屋に合うかどうか
を考えながら内見されています。そのため奇抜なデザイン/ダーク系内装を使用してしまうと「落ち着かない」「家具との相性が悪い」と感じられ逆効果です。
おしゃれな部屋にしたい場合、部屋の70%をベースカラー(内装/床材の色)で統一することでまとまりのある空間が生まれ、特に女性客から高く評価されるでしょう。
2.賃貸リノベーションでおしゃれな内装を選ぶコツ

先程もお伝えした通りベースカラーによって部屋の印象は大きく変わるため、内見者に強い印象を与えることが入居促進に繋がります。
本章ではおしゃれな内装の紹介と注意点、費用面についてお伝えいたします。
1)おしゃれな内装紹介
壁紙(クロス)
壁紙には様々な種類がありますが、賃貸物件ではビニールクロスが最も採用されています。壁紙のデザインは豊富にあり、部屋のテーマに合ったものを選ぶことが可能です。
一般的に量産タイプと呼ばれる壁紙が使われますが、部屋にインパクトを与えたい場合や、機能性を重視する場合は、単価が高いアクセントクロスがおススメです。
床 材
賃貸物件で床材を変更したい場合、クッションフロアかフロアタイルのどちらかとなりますが、近年ではフロアタイルを選ぶ物件が増えています。
クッションフロア/フロアタイルは塩化ビニールを素材としており、前者はシート状/後者はタイル状であることが特徴です。両者ともバリエーションが揃っているため、部屋のテーマにぴったりな床材を選ぶことができます。
2)注意点とは?
壁紙(クロス):①壁紙と言っても色の濃さは違う

壁紙交換する場合、コストを考慮して量産タイプを選択する物件が多いですが、大半の物件は補修がしやすいように「廃番にならないロングセラーの壁紙」(織目調)を選ぶ傾向にあります。
しかし同じ白系でも壁紙によって色の濃さが大きく異なるため、内見時の室内印象を高め、おしゃれな内装にするには白さが際立つ石目調の壁紙を選ぶことをおススメします。
上の写真は弊社リノベーション部屋の内装ビフォーアフターです。
リノベーション前はロングセラータイプの壁紙を使用していましたが、リノベーションを機に石目調の壁紙に変更しました。比較すると一目瞭然で、壁紙を変えただけで室内空間がとても明るくなり内見者からも好評です。
壁紙(クロス):②アクセントクロスの罠にひっかからないこと
リノベーション物件ではほぼ確実にアクセントクロスが施工されています。
しかし部屋の好みは十人十色のため、貸主が選んだアクセントクロスが必ずしも歓迎されるわけではありません。
アクセントクロスを選ぶ際には、カラーコーディネートに気を付けないと逆効果となるため、採用する際には十分な注意が必要です。
▶アクセントクロスの罠に関しては、弊社HP内の記事をご覧下さい。
床 材:フロアタイル/クッションフロアの特性を理解する

賃貸物件において上階からの生活音クレームは、築年数/構造躯体関係なくどの物件でも発生する可能性があります。
築年数が経過している物件は新築物件と比べると室内機能性は低下しているため、リノベーション時に対応することでリスクを軽減することが期待できます。
フロアタイルは一枚ずつ施工するため、高級感がある床材に見えますが素材が固いため吸音効果は一切ありません。
またフロアタイルは廃番になると次回張り替え時に、全てやり直さなければならないため、リスクが大きのも特徴のひとつです。
一方クッションフロアはシート状になっているため、フロアタイルと比べると施工費が抑えられる分、クオリティーの部分では劣りますが、吸音効果が期待できます。
3.反響がいい弊社リノベーション内装

弊社物件では築年数が経過しているため2018年からカフェスタイルに特化したリノベーションを展開しています。
競合他社との差別化を徹底する
家賃相場の影響を受けにくくする
ために、上級グレードの部屋には自然素材の漆喰を居住スペースに施工しています。また床材は生活音対策として白系のクッションフロアを施工しています。
室内に用いる色を極力抑えることで、清潔感を保ちながら室内空間を広く見せる効果があり、特に女性のお客様からは高い評価を頂いております。
競合他社との差別化とリノベーションによって資産価値が向上したため、エリア内家賃相場と比べて1万円以上高い家賃設定でも多くの入居申込を頂いています。
また2023年5月に2部屋退去が発生したものの、退去後すぐに入居申込が入るほど、近年では人気物件になっています。
▶弊社リノベーション内装の詳細は、過去記事をご覧下さい。
▶直近の弊社客付け詳細に関しては、過去記事をご覧下さい。
4.まとめ
今回は賃貸リノベーションする際おしゃれな内装を選ぶコツなどについてお伝えしました。冒頭でお伝えしたポイントをもう一度確認してみましょう。
白系の内装を使用することで清潔感や開放感が際立つため、入居促進に繋がりやすくなります。
弊社リノベーション部屋では白を基調とした部屋作りをしていますが、シンプルな空間を作ることで逆に差別化を図ることができるため、集客においては有利な情況を生み出しています。
今回ご紹介した内容を実践して頂ければ確実に効果は期待できますが、「こんなのどこから手をつけていいかわからない!」という方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな時は私ども(有)山長の「お手軽無料相談」をご利用ください。
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取締役 長田 穣(オサダミノル)
アパート経営、空室対策コンサルタント
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